この世の春を謳歌!スクエニの会社事情
2017/05/13
みなさんご存知のスクエニについて
開発スタッフ、運営については
みんな興味しんしん丸。
しかし、母体となる会社については意外と
みんな興味ない。あえて現状を解説。
昨日、公表されたスクエニの決算短信
売り上げ 約2568億
営業利益 約313億
経常利益 約311億
数字だけじゃピンとこないかもしれない。
昔、ブログ内でちょっと書いた気がするけど
去年のスクエニはウハウハの大儲けだった。
今期はそれに輪をかけての大幅増益。
去年よりも約20%増。
過去最高の収益をあげている。
去年はFF15が発売し大ヒット
何がヒットしたのかというと
具体的なタイトルでは、やはりFF15。
ゲーム会社が大儲け = ガチャ課金
このイメージがあるし、実際そういう
部分もあるけど、今回のスクエニは
その部分の依存度はそれほどでもなく
家庭用ゲーム、アミューズメント部門
オンライン事業、すべてが高水準。
会社が赤字だと、やってるゲームの
規模縮小などの心配がでてくる。
儲かっているのは、なにより。
なぜ、スクエニの心配をするか
実はちょっと前のスクエニは
かなりヤバい状態だった。
2011年の赤字120億を起点とし
(原因は、旧FF14の大コケ)
2013年がヤバさのピーク。
バージョン2が出たくらいの時期
キミたちが「レンダーシアすげー!」
「カジノさいこー!りっきー最高!」
と、バージョン2で大喜びしてる頃
スクエニは倒産の可能性が出ていた。
2013年近辺の業績が続くと
2015年に倒産という状態。
今、聞くと「何をバカな」と
思われるかもしれないけど本当の事。
デッドエンドフラグが立っていた。
しかし、2014年以降は
上向きになり、現在は
この世の春を謳歌している状態。
今年はDQ11の発売もあり見通しが明るい。
大赤字だった2011年にスクエニがした事
2011年3月11日におきた東北大震災
今もなお、爪痕が残るあの大震災。
プロの親戚にも被災者がおり
津波から助かった人もいた。
我々が被災者に出来る事は
物資やお金を送る事。
スクエニの対応
かなり早い段階で1億の義援金と支援活動。
この当時の、台所事情と
会社の規模を考えると、かなり立派な行為。
同業の会社で、これと同額や
これ以上出した会社もあるけど
勝ち負けではなく、スクエニにできる
精一杯の対応。
口汚い連中は「社長、年収2億だろ?
そっからも出せよ。」とか言ってた。
ちなみのこの当時、稼働してた
FF11は地震の影響で
一時サービス停止した。
地震は起きて欲しくないけど
いつかは必ず起きる。
今後、大震災が起きた時
DQ10のサービスも一時停止する。
そうなった時、文句を言わないように。
余談だけど1番の衝撃はユニクロ
ユニクロの店舗が濁流にのみ込まれたり
自身も被災してるにも関わらず
社長が個人資産からポンと10億寄付。
それを聞いて、社員が
「社長が出すなら私も!」
と、社員全体で1億の寄付。
会社全体で3億の寄付。
なんともいい話。
おっと、これ何のブログだ!?
ともかく、企業体質はともかく
金銭に関して今のスクエニはクリーン。