プクリポの生態研究レポート
物語はプクレットの海から始まる
なんの変哲もない穏やかな海
ここはプクレット海岸。
みなさんには、何か見えるだろうか。
時間を夜にし、水中を観察してみよう。
夜のプクレット海岸、水中
顕微鏡で1000倍に拡大した映像。
緑のよくわからない生物のようなものが
ひしめいているのがわかるだろうか。
場所を変えて500倍に拡大した映像
こちらは青色。これは何だろうか?
そう、プクリポの幼体である。
プクリポは1回の産卵で水中に
15万~20万個のタマゴを産み
幼体は水の中で暮らすのだ。
幼体時に、発光していた色が
成体になった時、そのままカラダの色になる。
幼体のプクリポは脆弱な生き物
頻繁に水中の小魚、エビ、カニなどの
エサになってしまう。
カラダが光るのが災いし
簡単に捕捉されてしまうのだ。
泳ぎがあまり得意ではなく、すぐ捕まる。
「光る方が目立つ」
という理由から、リスクを承知で光っている。
プクリポは生まれた時から
目立ちたがり屋な生き物なのだ。
プクリポの幼体は、生後3ヵ月ほど
水中で過ごし、陸に上がる。
そのころには5~10センチに成長する。
陸上に上がった幼少期の生活
陸上で待っているのも過酷な世界
15万~20万匹いた幼体が
陸上にあがれるのはせいぜい100匹程度。
その選ばれた幼少100匹のプクリポも
カラダのサイズが小さく弱いため
大型の生物から常に狙われる立場にある。
陸にあがりたてのころはネコやカラスに
食べられてしまう事もあるほどだ。
しかし、大きさの割に知能が非常に高く
同族を騙して、生き残っていく。
「〇〇にいけば時給〇〇万、これはウマい!」
などと、仲間に対して吹聴し…
騙されたプクリポに待っているのは死
おいしいと思われる情報に飛びつき
まんまとひっかかったプクリポは無残に死ぬ。
その後、騙した側は、仲間だったプクリポの
死体から食料やお金を巻き上げ糧にする。
なんとも、しれつな生存競争だ。
プクリポが人を騙して得をするのは
幼年期も成体も一緒である。
身長50センチ以上(成体)に成長すると
他の生物に、襲われづらくなる。
その頃には100匹いた兄弟の数は1ケタ。
成人後のプクリポ
大きくなったプクリポは社会性を持つ
成人したプクリポは人間並みの知能がある。
群れをなし社会的・文化的な生活を送る。
厳しい生存競争を生き抜いた
彼らに敵などいない。安息の日々だ。
しかし、そんな穏やかな日々に飽きた
1部のプクリポは、奇行種としてブログを始める。
ブロガーとなったプクリポたち
再び激しい生存競争の世界へ
「クラス変更したら2班から117班になり
教室に誰もいませんでした。」
「フォーチュンローブ10着作ったら
400万赤字でました。」
「しれっと神スキルノート捨ててました。」
などと、プクリポだから
笑って喜ばれる奇行を日夜続ける。
手を抜いたらやられる、厳しい世界。
時にはプロレスも演じる
お互い得なため、頻繁に
プロレスが始まるのも特徴。
しかし、ここだけは手をだしちゃいけない
ネタのためなら己を犠牲にする
プクリポたちも、ここだけは触れない。
神に等しい存在なため、逆らえないのだ。
神秘の生物プクリポ(?)
全部、妄想だよ
本気にしないでねっ!
万物創世記風にしつつ、妄想書いただけだよ。
でも、夢があるお話だったよね
生き物に厳しいスタイル
オーガ、エルフ、ドワーフは
人間に近い気がするけど
ウェディとプクリポは、人間と
異なった繁殖方法な気がするゾ!