ホイミソ堂 ドラクエ10攻略ブログ

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ベータテストの思い出

   

ベータテストとは

ネットゲームでは本稼働前に必ず
ベータテストというものが行われる。
ドラクエ10も例外じゃない

作ったゲームを、開発現場内では
せいぜい数十人~百人程度の人間でしか
動かせないため、実際に
数百~数千人規模で動かした場合
正常にゲームが作動するか、と
ユーザーが、そのゲームを遊んで
どういう反応をするかを見るためだ。

ドラクエ10も例外ではなく
2011年末に公募でテスターを募集し
2012年2月下旬ベータテスト開始。

もちろんプロも参加

本来、ベータテストというものは
その内容に守秘義務が科せられる
5年過ぎて時効なので解説。

ベータ時の自キャラ

今と同じ肌の色が無かった。

ゲームの内容

オフラインモードが無く
選んだ種族に関係なく
ランガーオ村からのスタートだった。
主にランガーオ地方~グレン近辺までを
冒険でき、レベルキャップは20。

遊べる事はモブとの戦闘のみ

ストーリーはオーレンとの戦闘まで。
ほとんどのクエストは封印状態。

ベータテスターはレベルあげを主体とした
戦闘しかする事が無かった。
それでも、初のドラクエオンラインなので
異様に楽しかった。

のちにレベル30まで解放。
オルフェアの町とオルフェア西に
行けるようになる。

大ぼうぎょがチート級の特技だった

1部でDQ9オンラインと呼ばれるほど
DQ9を準拠した作りになっており
大ぼうぎょが「盾スキル」に配置。
被ダメージ90%カット。

こんな強力な攻撃も…

レベル30、ノンパッシブなキャラが
280くらう攻撃も大ぼうぎょすれば28。
ベータテストの時点で
ターゲットされてない人が
壁に入るという基本テクは確立されており
これをうまく使うとレベル30のキャラで
キングリザードまでも撃破できた。

※酒場から借りたサポートは、この後
スタッフがメッチャ経験を稼いでおきました。

これにはディレクターもあぜん

全キャラ大ぼうぎょ出来ると
大変なことになるのを察知し
性能を落とした上で
盾スキルからはくあいスキルに変更。

このように、動作テストと同時に
ゲームバランスの調整・改善も行われる。

ベータテスターしかわからない設定

メダル・オーナーの遺恨

ドラクエ10のメダル王こと
ゴーレックの元から、部下がいなくなり
それを探し出してほしいとのクエスト。
これをクリアすると
ちいさなメダルと景品が交換可能に。

なぜ、離反したのか

見つけ出して報告でクエクリア。
しかし、レノッホはなぜ
嫌気がさし姿をくらませたのだろうか。

現行バージョンでは、その理由が
どうもあいまい。

ベータ時はここに配置されていた
民家をあさってまで
ちいさなメダルを集めグレン城の牢屋に
投獄されてしまった過去を持つ。

ベータテスト時は、投獄されており
牢屋に閉じ込められてまで
プレイヤーに、ちいさなメダルを
要求する、やばい人だった。
(メダル王の役割をしており
ここで各種景品と交換できた)

釈放後、目が覚め放浪したようだ。

テストだけできればいいというわけじゃなく
シナリオの背景を仕込んでいく。
さすが、藤澤さん。

今後行われるベータテスト

PS4版とスイッチ版も
リリース前にベータテストが行われる。
すでに稼働してるゲームなので
内容は変わらないものの
その機種だけで起きてるかもしれない
不具合の発見に繋がるし
どんなものか体験もできるので
機会があったら参加してみよう。

Wii版ベータテストの説明書より

よく使うセリフの説明。
デフォルトの配置が今と少し違う。

1番上を1番使われていた言葉に変更
ベータテスト中に最も使われていた
定型文は、挨拶ではなく「ありがとう!」

それを汲み取って変更。
ゲームの土台だけじゃなく
こういう変更までしてくるのは心憎い。

今回は、ベータテスト5周年記念で回顧。
ちなみにベータ時に得た知識を
振りかざし、本稼働時に
効率プレイする人の事を
ネットゲーム用語でビーターと呼ぶ。
(ベータとチーターをあわせた造語)
これもあわせて覚えておこう。

プロはメイジドラキー→トンブレロの
超効率プレイ。まさにビーターだね。

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